2013年7月4日木曜日

売れないものを売る努力は無駄という話。



“広告に投資をしたくても、効果測定ができないから実行できない。”

などと言ってはいるが本音ベースでは「売れないだろうな」というのが
頭をよぎっている。買ってくれなそうなものを声高に宣伝したところで
ニーズの無いものが売れないのは予測ではなく、ほぼ間違いない現実。

だが大手と同じ土俵で戦ってそこに勝ち目が無いのは分かっている。

売れない商品で戦うというのも先の見えない話ではあるが
大手に食い荒らされた道を歩くよりはマシかも知れない。


負けない方法とは、戦わないこと。


利益にならないと思われているものはライバルが少ない。
競合企業が敵なのではなく、利益にならないもので利益を出す知恵と戦うことになる。

うちの商品を知ってもらいさえすれば・・・とは言うが
殆どの人が興味がない。

そこにTVCMを出そうが、チラシを撒こうがその効果は皆無に等しい。

大量に経費をかけて、運命の出会いに期待するのは商売ではない。


ほぼニーズの無いような商品を好きと言っている方に出会う能力。
それが今後の企業に求められる能力である。

広告を投げて運を天に任すことは止めて
両目を見開き、人と繋がり、目的の相手に辿りつく。


それが今後のマーケティング能力なるはずである。

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