2013年7月24日水曜日

なんの権利もないのに当たり前のように、俺のものと主張する思考回路。

嫁の知人から、「ベビーカーを使わないならくれ」と連絡があったらしい。

今も使っているし、次の子のこともあるのであげる気はさらさらないので
やんわりと断ったところ。

「○○で安いベビーカーを売っていたからそっちに乗り換えれば?」

と、意味不明な返答が返ってきたという。


また、
うちの子が好きなぬいぐるみを見て

「うちの子、このお人形大好きだから頂戴。あなたの子にはまだ早いでしょ」

と話しかけて来た親がいたそうな。



こういう謎理論を平気で言う人が増えてきているように感じる。(幸い私の周りは少ないが)
クレーマーやモンスター○○はこういう方々の発展系なのだろう。


こども向けの番組をみていたら
「なんでも半分こ」という内容の歌があった。
ケーキを食べようとしたところに、他の子が現れて半分にして食べようという内容。

これが、ケーキをもっている側の発案ならば良いのだが、
もらう側が「半分にしよう」と提案し、しぶしぶ持ち主が従っていた。

なんじゃこりゃ。


変な平等主義が、自分の権利だと主張する要因はこういうところにあるんじゃないかと思った次第。

”与えられて当然”っていう考え方がどっかで育ってしまっているのではなかろうか?
当然半分与える側は、相手の負担を軽くする為に「気にしないで」「遠慮しないで」と
殊勝なことを言ったであろう。

そういう経験を積んで人のものを平気で自分のものだと思う思考が築きあげられたのではなかろうか?


大人になったら当たり前の判断が育つわけではないようである。
自分の子は相手の立場が分かる大人に育てたいですね。


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